9-3【方向性がわからない】とき、方向性を決める「7つの視点」


本当に好きなことの見つけ方


目次


  1. 自己理解とスキルの棚卸/生きがいが見つかるセカンドキャリア

  2. 理想のない人に問題は発生しない

  3. 本当に好きなことの見つけ方

  4. ゴールを描くときに見る「4つの現実」

  5. 「今をどうしたいか?」を明確にする

  6. 年収600万以上が300万より貧乏な理由こそ「明日は我が身」

  7. セカンドキャリアブランディングの3ステップ


 

9-3)本当に好きなことの見つけ方




映画とか釣りとか、興味関心のあることは「好き」なことですね。



でも、見るのはそこじゃないんです。



キャリアに必要な要素の1つ「好きなこと」とは、本当に好きなことをいいます。



で、その「本当に好きなこと」は、あなたが今までで一番つらかったことや、一番苦労したこと、一番困難を要したことの中にある、「救われたこと」を思い出してみてください。




これがあったから今日の私がいるんだと言えるくらい、あなたが助けられたコトは何ですか?



それが本当に好きなことなんですよ。



今やっていないなら、再開したらやる気が出るはずです。




やりたいことは、


本当に好きなこと×得意なこと

を掛け合せたものですからね。




でも、これは、本当にやりたいことじゃないんですよ。




「本当にやりたいこと」とは、


やりたいこと×大切にしていること


の掛け合せなんです。




「やりたいことが何かわからなかったら、小さい時の自分が好きだったもの(コト)を思い出せ」とよく言うけど、特に好きなもの(コト)などなかった、と言われる人も多いです。




こういう場合は、自分の孤独や寂しさを埋めてくれた出来事を思い出してみてください。




私は、両親が共働きだったことと、遊ぶ友達がいなかった情景が鮮明に思い出されます。



宿題もやる気がなくて、テレビばっかり見ていました。



夏休みもほとんど。



当時、団地の4階に住んでいて、母が帰ってくる時間近くになると、母が自転車で団地の前の道を通り過ぎるのを、今か今かと、ベランダで見ていました。




育った環境は、こちらに書かせていただきましたが、 >



でも、それしか思い出せないんですよね。



だけど、私は、母と一緒にいることが好きなことなんだろうな、と思っています。



でも、独立してもこの「好きなこと」は、活かせないじゃないですか。


だから見るところはそこじゃないんですね。




母と一緒にいることを必要としていた自分の状態



そして、



母と一緒にいることで得られたもの



それこそが、私を母と一緒にいることに向かわせていたものの正体でした。




母と一緒にいることを必要としていた私の状態は、在宅です。



そして、母と一緒にいることで得られていたものは、洞察力、観察力、先見の眼です。




私は母のことが嫌いだったけど、母を変えることに成功しています。



当時、父がいつ地雷を踏むかわからない、いつ怒鳴りだすかわからない、聞こえよがしの「小声」でブツブツ言う母の不平不満、文句が聞こえる状態が大嫌いでした。




でも、どのタイミングで父が怒鳴りだすのかがわかったんですね。




だから私は、そうなる前に父の気を逸したり、母が文句を言わないような会話を持ちかけたり、リスク回避ができるようになったんです。




機嫌を取ることとは違う、相手の興味関心のある方へ、気持ちを向けさせることができていたのです。



「また嫌な夏が来た」ではなく、「夏本番ですね!」といったような「語彙力」が付き始めたのが、私のつらい体験の中にあったんですね。



まだ小さかったので再現性があるとまでは言えなかったけど、確実に才能は発芽していました。



また、優しい言葉を求めていた私は、体中に皮膚疾患があったんです。




育った環境にも書きましたが、私の皮膚疾患は、大人になってもステロイド軟膏の副作用に苦しめられてきました。



その私が化粧品会社に就職するって矛盾してますよ。



それもこれも、私が本当に好きなことは、母と一緒にいることなので、勤められない状況にするために、疾患が酷くなっていったということです。



熱が出ると会社を休むでしょ?



でも、休みというのは、病気になるためにあるんじゃないですよね?




自分を犠牲にして、自分のほしいものを得ることを


二次利得

といいます。



乗り物酔いが習慣化されていたある人と旅行に行った時、その人は、予約した夕食のフルコースが食べられなかったんですね。



部屋で吐いて、起きれなくて、ずっと寝ていました。



旅行先のホテルの部屋で、数万円払って、具合の悪い自分を休ませる。



これも二次利得です。



その人が自分を犠牲にしてまでほしかったものは、多分私と同じなんじゃないかと思ったんです。




二人旅だったので、私の本音は「残念」だったし、一人で食べるフルコースは、寂しいものでした。



学生の頃も、私の具合が悪いときの母はとても優しく、仕事を休んだり、早退してくれました。



旅先で彼女が私に求めていたのは、かつて私が母に求めいたものと同じだと思ったんですね。



病気になれば母に愛されるんだというマインドセットが、私の人生を狂わせていったのです。



旅先で、体調を崩した彼女もここに気づけたらいいのにと思いましたが、気づくことはありませんでした。



否定されることを恐れるので、越えられないんですよ。





私は今、文句を言う母は、どこにもいません。



私が母を越えたからです。



私は他人の否定を「素直」受け取れるようになっていました。




自分が変われば周囲は勝手に変わります。



合わない人とは繋がらなくなります。



親子はそれが中々できないんですよ。



因縁で生まれてきますからね。




親子の原理原則には、「愛されないのは母のせい、お金がないのは父のせい」というのがあります。



三凛さとしさん始め、いろんな方が書籍化されているように、憎しみがあるなら、縁を切ることが幸せの最短ルートです。



絶縁もありなんですよ。



だけど、「罪悪感」が残る人がほとんどなんです。



「罪悪感」が残ると、親にしてもらえなかったことを今度は他人に求めていくようになります。



俳優がクラブの女性にした行為が話題になったけど、あれも母親に対する怒りが他人に向けられた結果だと私は考えています。



以前、出版された本にも、母親への積年の思いが書かれていました。



母親に向けるべき積年の思いが他人に向かうのは、自分を幸せにしない方法で他人を幸せにしない行為であり、「復讐」であり、因縁ですから。




私は、自分を変えるために、原始仏教(宗教ではありません)と、稲盛和夫さんから経営哲学を学んだけど、表面的には、コーチングとか心理学に見えるんですね。



だから、コーチとかカウンセラーによく出会うんだけど、どれも本物じゃない先生方とは、つながっても疎遠になってしまいます。




そりゃそうですよ、本人は先生をやるのが目的なのですから、ゴールは「先生になること」だから、私とつながらないのです。




先生になることがゴールなら、自分にはなれないのです。




別れたその彼女もまた、その類の仕事を「逃げるために好きと思い込んで」やってる人でした。



無資格でできるビジネスは、逃げ場所の温床になっていることが非常に多いのは事実で、これも見極めるのは自分しかいないのです。




見極めてください。


みんなクローンに見えますから。


自分たちは気づけないんですよ。


外に飛び出したことがないからね。




その人に習っている生徒さんらしき人は、私のSNSをよく見られているんだけど、なんかそれもおかしい話だなと思います。




私が学んだことは、在宅を実現させ、コンサルで開花しました。



本業のライターも、2/3は在宅でできますから、15年以上このスタイルで仕事ができています。



本当に好きなことが見つかると、やりたいことの中にあるやりたくないことも苦にならないんです。




人は、本当に好きなことに注がれない情熱というエネルギーは、問題を起こす力へ方向転換し、破壊という力に注がれます。




この力の原理は、人間に共通します。