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【ブランドストーリー】 " 不易流行 "から生まれたブランド・詩音リーディング



前 章「現実はニ度創られる」



一度目は、頭の中で。


詩音リーディングは、暮らしに溶け込み、目から鱗が落ちるサービスを提供する山本真弓の「知的ライフスタイルブランド」の総称です。


具体的には、「百年後も求められる価値」を作るために、ブランディングの思考とブランド経営のマネジメントを行う山本真弓の思考活動そのものを指します。


二度目は、行動で。


論より証拠を実演で示す「ストーリーブランディング」という手法を使い、見ているだけ、聴いているだけで頭の中にある問題を解決します。


現実はニ度創られるので、頭の中で解決したことを行動に移すのは、あなたの役割です。


行動の伴わない「頭の中で解決した問題」は、成果をつかめません。



 

ブランドストーリー「詩音リーディングを誕生させた " 不易流行 "という生き方」



山本真弓 詩音リーディング 不易流行 ブランドストーリー


1.百年後も生きるマーケティング技術「不易」



略歴 > でお伝えしたのですが、経営を学んだ私は、確かに収益を得るようになりましたが、お客さまの購買意欲を煽るマーケティングに違和感を募らせるようになりました。



購買意欲を煽るもの、結局のところ、自分が売りたいと思っているものが売れるように消費者をコントロールする手法です。


その手法は、消費者があたかも「自分が買いたいと思った」かのような状況を作り出します。



顧客はその作為されたニーズを自分のものと信じ、誘導に従い、“自己責任”の元、本当は必要のないもの、それどころか悪影響を受けるようなものまで買わされるリスクを伴います。



例えば、高級だからいいと思っている人のなかには、高級に見えるからいいと思っている人が一定数います。



そんな彼らは、購入した後、気づきます。


「私には効果がなかった」と。



高級に見合うスペックが、高級に見えるものにはないことをわかりながら、高級な値段を付けることが正しいかどうかは、売り手の人間性に委ねられるのです。



百年後も生きるマーケティング技術「不易」とは、売り手が売りたいものを、消費者に買いたいと思わせるマーケティングテクニックではありません。


消費者が自分の問題に気づけるよう導くために提供する普遍的な解決手段です。



どんな問題も解決するパターンは100年前から変わっていないのに、買わせる手段ばかり増えているのが「今」です。


だから、ほしいものか、必要なものかを見極めるために、買う前にこう自問してみてください。



それを買って消費した後、何が残るの?



 

2.ほしいものを消費したら残らない、必要なものを消費したら残るものが増える



暗黒時代、パソコンがなかった私に、パート先のチーフが段ボールでキーボードを作ってくれた体験を、私は今、自分の生徒さんの子供に同じことをしています(不易)



不易流行 欲しいものと必要なものは違う


ほしいものと、必要なものは違うことが多いことを、消費者に教えるのは提供者側の使命だと思います。



何かを持っているときはみんなチヤホヤしてくれる。

でも、本当の友達っていうのは、不便の中(不便益)にいる。

困ったときに助けてくれる人が誰かわかるんだ。



私はみんなにそう伝えています。



人はモノがほしいのではなく、そのモノで体験したい感情を求めています。



本当に絵を描きたい人は、キャンパスや色鉛筆がなくても、広告の裏や鉛筆でも描きます。


なければ描けないと思うなら、それは、絵を描きたいのではなく、「絵を描く自分を見られたい」という、承認欲求の罠にハマっているのです。



こうして、ほしいものは得たとしても消費したら残るものはなく、必要なものを得れば、使えば使うほど財産となって残るのです。



だから、できない理由があるときは、こう自問してみてください。



なくてもできることは何?



 

3.ポータブルスキルとブランディング



2014年、アメリカ企業のオファで時宜を得た私は、渡米を果たしました。


でも、それは、私が求める本当の幸せではありませんでした。



スキルが高いことと、人に慕われる(可愛がられる)ことは、まったく別物だというのを目の当たりにしたとき、絶望に苛まれました。(不易)



ある市場で高いスキルも、世界から見れば趣味程度にしか見られないのです。



疎外感を得た私は、現場で気づきにくいところに気を配りました。



言語能力より、非言語能力の重要性を学びました。(不易)



人より優れたスキルよりも、「人の心を動かす力」のほうがよっぽど重要であり、それはスキルではなく、「自分がされて嬉しいコト」を、純粋な心で先に差し出すことだったのです。(不易)



一般的に言うブランディングは、相手にポジティブな印象を与えてファンになってもらうことだと言われるように、当然、売上には直結しません。



ファンでも熱狂的ファンにならない限り、ほとんど行動に移してくれないのです。



売上に直結しないブランディングも集客コストはかかるので、中小企業やフリーランスにとっては、いつ成果が出るともわからないことに使う経費は、すぐに行き詰まります。



ですが、人の心を動かすブランディングは、相手の内的衝動を喚起します。


だから、相手は、こちらの声かけに応えてくれるのです。(不易)



トップリーダーがほしい存在は、こうした「成果につながる行動をし続けてくれる人」ではないでしょうか?



自分の代わりはいくらでもいますが、人の心を動かす力は、ウィスキーや日本酒みたいに、自然(原理原則)の元、自分でジブンを熟成させない限り身につかないものです。(不易)



そのため、心理学のテクニックは、何回もやれば通用しなくなり、どんどん我流の心理学が生まれているので、私は哲学や仏教を今も学び続けています。



 

4.逆境が試す自分の真価



若い時、大人に助けてもらい、引き上げられて今の自分がある。


などという経験が私にはありません。



基本的に困ってる時は、誰も助けてくれなかったし、それが当たり前だと思って生きてきました。



けれど、困ってる人がいたら助けます。


だいたい裏切られたけど、本気が見えたら本気で力は貸します。



子供の時に見たダサい大人が嫌だったから、大人になってもその先入観のせいで、ダサい人に出会い続けてきました。



そして、「かっこいい」と思われる自分を求めました。


本末転倒の生き方をしているのは私自身だったから、裏切られただけなのです。



こんな世界にいるのは自分だと気づいたとき、人を助けることがどういうことか、やっとわかったことがあります。




見せるために頑張っていたら、見えるところしか頑張れなくなる。




どう見られるかと、どう思われるかは、根本的に集まる人が変わりました。



私が、サンクコストバイアス > に陥ったように、思考は放棄しなければ、自分の間違いに気づけないのです。



当然、学んだり、収集した知識やノウハウの通り行動しても結果は出ないので、私は自分の棚卸しからやり直しました。


強みがわかり、強みにつける価値がわかり、専門性がわかり、ターゲットがわかりました。


自分が繰り返す問題のパターンもわかり、解決策もわかり、備えができるようになりました。




 

5.詩音リーディングの根幹にある「不易流行」




自分が今まで信じてきたことを、真っ向から否定するジブンを納得させる。


自分に納得させられた「否定するジブン」が他人に共感された時、今までの古い思考がアップデートすることを「メタ認知」といいます。



自分の好きなものに対して、「そんなもんのどこがいいの?」と自分で否定してみてください。

自分の売りたいものに対して、「そんなもん誰が買うの?」と自分で否定してみてください。


否定するジブンを、自分が納得させられるなら、あなたを求める市場はあるということです。




アップデートされた自分(不易)は、今までとは違うジブンが仲間入りしたということ(流行)ですから、自分の価値がなくなったわけではありません。



「不易流行」とは、古いものを大切にしつつ新しいものを外から取り入れることです。


今までの自分を大切にしつつ生まれた新しい自分(新人)なのです。




人に意見され、注意され、指摘されることは叱咤であり、誹謗中傷とは違います。


誰に何も言われなくなったとき、それは、裸の王様でしかありません。



詩音リーディングは、注意してくれる存在があり、不易流行という生き方を選んだおかげで、ブランディング思考の専門家として誕生しました。



経験を積んだ今までの自分「不易」を大切にしながら、新しいジブン「流行」を外から取り入れることで、人生も仕事も180度変わり、外部の目のおかげで魔が差す心配もありません。



代表 山本 真弓 略歴 >



詩音リーディング 代表 山本真弓

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