方向性の間違いがわかるメタ認知


metacognition


メタ認知を検索しても、自分を客観視するとか、高次の自分とかソクラテスとか、認知を認知するとか、イマイチ分かりにくい。



簡単に言うと、


自分で自分を否定した時に出た答えのことです。


この時、自己否定する秘訣としては、無理、できない、ダメ、じゃダメなんですよ。



これだと具体性に欠けるので、根拠がわからないですよね。



だから正しい自己否定は、具体的に否定する質問をすること。



確かにメタ認知ができると、自己解釈や自己都合がなくなって、ほしい結果は出やすいので、高めたほうが自分のためになります。



 


私の実例でいうと、営業を販売だと思ってる営業マンは、売るスキルを身につけても売れることはない。



なぜなら、営業とは販売することじゃなく、問題を解決することだから。


つまり、営業によって顧客の問題が解決した後、販売という流れになる。


これが売り買いの原理原則。



これは、当たり前のことを文章にしただけだけど、営業は問題解決だと思いながら売る行動をしてる人は多いですよね?


それは売ることが問題解決だと誤認してるからです。


要はこれがメタ認知の低い人。



違う実例をもうひとつ。


大切にしてるのは誠実さだと言った人は、言いたいことを言うから周りに人がいなくなった。


あなたにとって誠実って、言いたいことを言うこと?って聞いたら、自分に正直になることが誠実だと誤認してた。



「誠実」というのは、相手の気持ちを推し量る真心のことだから、この人の場合、誠実さを大切にする自分は、誠実じゃない人と認知された。



これもメタ認知の低い人。



最後にもう一つ。


あるところに実績を提示するとき、3年ブランクが開いてないか?の証言が必要だった。


自己申告でよかったけど、これで相手は何を見るか?を考えることがメタ認知です。



この報告次第で収入が変わったり、証明が必要だったり、結局相手の認知次第なんですね。


で、ブランクって言うからには、プロか?自称プロか?を見てることが仮説できるわけです。



ビジネスから見た時のプロとは、それで生計ができているか?


これが一つの指標になります。



美容師です!でも仕事がないからコンビニでバイトしてます。


これはプロじゃなくて、資格があります!となります。



で、ある人にとってのプロとは、自分に正直であることでした。


これも少し考えたらわかるけど、自分に正直なことがプロなら、どうやって証明するの?っていう話です。



私は自分に正直だからプロの医者です!


こんな社会ないよね?



こんな感じで、自分がやろうとすることに、自分で自分を否定して、自分が自分を納得させられないなら、やってもうまくいかないということです。


当然、自分を納得させられないものは、他人も納得させられないんです。



だから、自分が自分を理解できない状態では、他人に理解してもらえないということですね。



突き詰めれば、自己理解なくして物事は好転しないということ。



メタ認知がうまくいかないケースは、自己否定の前段階で自己受容が完了していない場合とかです。



どんな自分もオールオッケーになって初めて、正しい自己否定ができるからです。



間違った自己否定というのは、たとえば、否定を批判だと思ってるとか。


自己否定が自己批判になっていたら、自分を責めることになります。



間違ってない?と聞いてるだけなのに、「間違ってるよ!」と受け取ってしまったり、自分を普段から責める癖のある人は、メタ認知が低いので、他人の意見が批判に聞こえてしまうんですね。



事実というのは、自分の捉え方で見え方が変わります。


嬉しいことがあった時の雷雨より、悲しいことがあった時の晴天のほうが、心の中は土砂降りの雨なんです。



こうして、メタ認知は正しい自己否定が必要ですが、方向性の間違いに気づける優れものです。



山本真弓